【保存版】堤防からアジを釣りたい!初心者にもオススメ!アジの釣り方「3選」を難易度別に紹介
目次
海釣りの人気ターゲット「アジ」
海釣りの中でも特に人気の高いターゲット「アジ」。身近な堤防や釣り公園でも釣れる魚で、一年中狙えるのも人気の理由。この記事では堤防からのアジの釣り方を難易度別に紹介していきます!
アジはいつ、どんなところで釣れるの?
アジは「回遊魚」と呼ばれる魚で、エサとなるプランクトンや小魚、快適な環境を求めてシーズンによって生息域が変わります。特に狙いやすい季節は初夏から秋にかけての高水温期で、身近な堤防や海づり公園などに回遊してきます。
アジは深場で潮通しの良いポイントを好みます。堤防の先端や、沖合の潮目付近がアジの好漁場となります。深場を好むアジは日中でも釣れますが、やや釣りにくいと言えるでしょう。早朝や夕方はエサを求めて浅場まで浮いてくることがあるので、そのタイミングが釣りやすい時間となります。
初心者にもオススメ!定番の釣り方「サビキ釣り」
難易度:★☆☆ サビキ釣り
サビキ釣りの特徴は下の3つが基本となります。
サビキ釣りの特徴
1.使う道具や仕掛がシンプル
→サビキ釣りに必要な竿(リール)、サビキ仕掛、エサカゴ、アミエビ(マキエ)さえあればすぐに始めることができます。揃える道具が少ないので、はじめての釣りにもオススメです。
2.特別なテクニックを必要としない
→サビキ釣りは足元で釣れるため、仕掛を遠くに飛ばしたり、ロッドアクションなど特別なテクニックを必要としません。子供や女性、初心者の人の人でも簡単に楽しめます。
3.数釣りならサビキ釣りがオススメ
→アジの数釣りならサビキ釣りがオススメ。アジは回遊魚(エサを追いかけて海域を移動する魚)のため、まとまった群れに当たれば数釣りを楽しむことができます。
サビキ釣りの釣り方
1.エサをカゴに詰めて海に投入する
→アミエビをカゴに詰めて、海に投入します。アミエビは詰めすぎず、カゴの8割ほどまで入れるようにしましょう。
2.仕掛を海底まで落す
→仕掛を海底まで落していくと、リールから放出される糸が止まります。これが着底の合図です。着底したら、リールを巻き上げ、50cm~1mほど仕掛を浮かせます。
3.竿をあおってエサを放出する
→仕掛の投入が完了したら、竿をあおってアミエビを放出します。煙幕にサビキ仕掛を紛れ込ませるイメージです。エサが効いてくると徐々に魚が集まり始めます。
4.魚が喰いついたらゆっくりと釣りあげる
→魚が喰いついたら、竿先、手元にアタリが伝わります。アタリを感じたら、ゆっくりと竿を立て、リールを巻き上げます。一定の速度でスピードで巻き上げるのがコツです。
サビキ釣りで釣果を伸ばすには?
1.アジの回遊状況を把握する
→簡単なサビキ釣りでもアジの回遊が無ければ釣果を上げることは難しくなります。回遊状況を把握しておくことができれば群れに当たる確率もアップします。近くの釣具店や海釣り公園の釣果情報などをこまめにチェックしておくと良いでしょう。
2.サビキの擬餌を変えてみる
→サビキの擬餌にはたくさんの種類があります。スキンや魚皮のほか、夜光やケイムラなど多くの擬餌が登場しています。海や魚の状況に合わせた使い分けをすることで釣果を伸ばすことが可能です。釣行時には数種類の仕掛を用意しておくことをオススメします。
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アタリが明確!魚の引きを楽しめる「ウキ釣り」
難易度:★★☆ ウキ釣り
ウキ釣りの特徴は下の3つが基本となります。
ウキ釣りの特徴
1.アタリが目に見て分かる
→ウキ釣りはアタリが視覚的に出るので明確で分かりやすいのが特徴で。魚が喰いつくとウキが沈んだり、浮き上がったりとアタリを目で見て楽しむことができるのも魅力です。
2.アジが釣れる「タナ」を合わせやすい
→魚がエサを捕食する層のことを「タナ」といいます。ウキの位置を調節することで瞬時にタナを変えることができます。魚の捕食タナをしっかりと合わせることで釣果を伸ばすコツにもなります。
3.刺しエサ+マキエで釣果アップ
→ウキ釣りは1本鈎の仕掛で、鈎にはオキアミや虫エサなどの「刺しエサ」を付けます。魚の活性が低い時には、マキエを撒くことで魚の活性を上げ、釣果アップに繋げることができます。
ウキ釣りの釣り方
1.仕掛を海に投入する
→刺しエサを付けて、仕掛を投入します。この時、足元や潮上(潮が流れてくる方向)に仕掛を投入し、仕掛を流します。
2.仕掛を馴染ませてアタリを待つ
→仕掛が馴染んだら潮に乗せて流しながらアタリを待ちます。仕掛が潮に乗って自然に流れるよう、道糸を少しずつ送り出しながら流すのがコツです。
3.魚が喰いついたら合わせを入れる
→魚が喰いついたら、ウキが沈んだり、横に走ったりと目で分かる反応が出ます。慌てずアワセを入れて鈎掛かりさせます。魚を寄せたら玉網ですくうか、抜きあげて取り込みます。
ウキ釣りで釣果を伸ばすには?
1.魚の活性を上げる「マキエ」を使う
魚の活性が低い時には、マキエを撒いて魚を寄せ集めます。マキエを使う場合は、仕掛とマキエの「同調」がポイントとなります。潮上に仕掛を投入したら、仕掛の流れる方向や速度に合わせてマキエを
撒いて、仕掛をマキエの中に紛れ込ませます。
2.魚の捕食タナを合わせる
→ウキ止めゴムを調整することで、ウキ下のハリス部分の長さを変えることができます。深く探りたい時にはウキ下を長く、浅くする場合はウキ下を短くします。タナを合わせ、刺しエサを捕食タナに持っていくことで釣果を伸ばすことができます。
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沖を回遊するアジを狙い撃ち!「カゴ釣り」
難易度:★★★ カゴ釣り
カゴ釣りの特徴は下の3つが基本となります。
カゴ釣りの特徴
1.大物狙いにピッタリ
→カゴ釣りは遠投して沖合を回遊するアジを狙う仕掛。ウキと専用の天秤カゴを使用し、仕掛を遠くに飛ばすことができます。遠投向きの仕掛で、大型魚を狙うのに最適。
2.広範囲に探ることができる
→ウキ釣り同様に、潮に仕掛を乗せて流す釣り方が基本。沖合まで流すことでサビキ釣りやウキ釣りでは流せない、広範囲のポイントを探ることができます。
3.刺しエサ+マキエで釣果アップ
→ウキ釣り同様、刺しエサとマキエを使います。天秤カゴは仕掛との距離感も近く、ウキ釣りと比べると刺しエサとマキエを同調させやすく、寄せた魚をしっかりと鈎掛かりさせやすいのが特徴です。
カゴ釣りの釣り方
1.仕掛を海に投入する
→刺しエサを付け、天秤カゴにマキエを詰めたら仕掛を投入します。潮上(潮が流れてくる方向)に仕掛を投入し、仕掛を沖合に流していきます。
2.竿をあおって誘いを入れる
→仕掛を投入し、沖合まで仕掛を流したら竿をあおって誘いを入れます。この時、天秤カゴからマキエが放出されます。マキエは潮下に流れ、刺しエサと同調します。仕掛を流しながらアタリを待ちます。
3.魚が喰いついたら合わせを入れる
→魚が喰いついたら、ウキが沈んだり、横に走ったりと目で分かる反応が出ます。慌てずアワセを入れて鈎掛かりさせます。魚を寄せたら玉網ですくうか、抜きあげて取り込みます。
カゴ釣りの釣果を伸ばすには?
1.マキエの詰め込み過ぎには注意
→カゴ釣りの天秤カゴにはアミエビやオキアミを入れますが、詰め込み過ぎには要注意です。天秤カゴの網目を詰まらせる原因にもなります。竿をあおって誘いを入れた時にしっかりとマキエが出るように詰める量を調整しましょう。
2.魚の捕食タナに合わせる
→ウキ止めゴムを調整することで、ウキ下のハリス部分の長さを変えることができます。深く探りたい時にはウキ下を長く、浅くする場合はウキ下を短くします。タナを合わせ、刺しエサを捕食タナに持っていくことで釣果を伸ばすことができます。
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釣り方をもっと詳しく知りたい人は入門サイトをチェックしよう!
もっと詳しく知りたい人には初心者応援サイト「かんたん釣り教室」がオススメです。こちらも合わせてご覧ください。
色々な釣り方でアジ釣りを楽しんでみよう!
いかがでしたか?今回は堤防からのアジの釣り方を難易度別に解説してきました。まだ海釣りでアジを釣ったことのない人、ステップアップして違う釣り方にチャレンジしてみたい人はこの記事を参考にアジを狙ってみてください!